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心理カウンセラー”心のお部屋”「鬱が伝える『心の警報』」

2018-02-21

鬱(うつ)で仕事に行けなくなってしまった。早く復帰したいのですが、どうしたらいいでしょうか?

ここのところ、残業続きで仕事がキツかったAさん。
風邪で3日間休んだのをきっかけに、明日こそは、明日こそはと思いつつ、1週間、2週間と経つうちに、ついには会社に行けなくなりました。
病院に行ったら鬱と診断されました。
なんとか体を治して早く復帰したいと思うのですが、会社に行こうとするとどうしても起きられず、時には1日中ベッドから離れることができず、後悔と焦りと自己嫌悪に陥ってしまいます。
せっかくつかんだ正社員という立場を手放したくありません。
早く復帰したいのですが、どうしたらいいでしょうか?

体調を良くしたいと思っているのに、身体が言うことを聞かない。
焦るし、この先の展望が見えずに不安になってしまいますよね?

まず、鬱は必ず良くなります。ずっと今のままで終わるということはありません。
焦る気持ちも肯定しつつ、「必ず良くなる」と希望を持っていてください。

私の心理学では、鬱は病気とは捉えていません。
これは、決して「鬱は病気じゃないんだから、気のせいだから、ちゃんとしなさい」というような意味ではありません。
 

①症状は警報器と一緒。ガスの元栓を止める

ガス警報器が鳴ったときに、ガス警報器の音を止めることに躍起になるよりもどこからガスが漏れているかを探すことが大切ですよね。そのための「警報」なのですから。
では、ここで言う「警報」とは何でしょうか?

心の警報が鳴っているのです。
無理し過ぎだよー、頑張り過ぎだよー、我慢し過ぎだよー、少し休んでーって。

鬱は真面目で、いい人で、頑張り屋さんで、我慢強い人がなりやすい。
規則を守って、いつも笑顔で、人には親切に、迷惑は掛けずに、みんなと仲良く、嫌なことは進んで引き受けて、自分のことより他人を優先させる。
これらのことを学校、職場、地域の役員、母親役、父親役…とあらゆる場面でこなそうとしてしまいます。無理を続けているうちに「心の警報器」が鳴り始めるんです。
こんな状態を続けていたら、気が休まる暇がありません。本当の自分がどこかに行ってしまいます。
心の警報器が鳴っていても、無視するから身体に症状として表れちゃうんですね。
頑張れる人は、身体にブレーキをかけないと止まれないです。

次の言葉は心の警報の解除方法です。以下を口に出してみてくださいね。

頑張らなくてもいい
我慢しなくてもいい
いい人をやめてもいい
人に迷惑を掛けてもいい
人に冷たくてもいい
笑わなくてもいい
「できません」って言ってもいい
たまには、早く帰ってもいい
ズル休みしてもいい
自分を最優先にしてもいい

どうでしたか?言えたでしょうか?
言いにくい言葉ほど、自分が禁止していることなのです。
口に出したからといって、バチが当たるわけではありません。
言っているうちに許可が進み、自分が許されていく感覚になります。
真面目で我慢強くて、親切過ぎるくらいだから、その対極くらいでちょうどいい。

②症状を「退治」「敵視」するのではなく迎え入れる、友好視することです

症状に対して、「そうやって教えてくれたんだね、ありがとー」と声を掛けてあげてください。

「朝、起きれないくらい疲れていたんだねー、教えてくれてありがとー」

③「早く仕事に行きたい」という焦る気持ちと「休みたい」という気持ち

どちらもあなたの大切な本心です。
どちらの気持ちも肯定してあげていますか?
焦る気持ちばかりが先行し、「休みたい」の本心をないがしろにしていませんか?
「『休みたい』と思っていいよ」と自分に声を掛けてあげてくださいね。

この記事を書いたライター

心みねこ

心理カウンセラー カウンセリングルームCocoroオーナー
2014年 心屋流リセットカウンセリングマスター資格取得(秋田県初)
2015年 全肯定心理カウンセラー資格取得(秋田県初)4月〜8月秋田カルチャースクールにて、心理学講座開講(全国1位の受講者数を記録)
全国からのカウンセリング依頼に対応


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