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素晴らしい取り組みです!金足農業高校【絆のカブトムシプロジェクト】03

2017-08-07

素晴らしい取り組みです!金足農業高校【絆のカブトムシプロジェクト】03

このプロジェクトのお話しは秋田県立金足農業高校造園緑科の生徒と先生の物語です。平成29年4月、授業や校庭の清掃で出た枝や葉っぱなどの廃材が集積された場所から出てきた「カブトムシの幼虫」から全てがスタートしました。生徒と先生は、カブトムシを育てて被災地の子どもたちに届けるために毎日飼育に奮闘。プロジェクトがスタートした時は、何とか届けたいけれども、お金も方法もなく、ただひたすらカブトムシの幼虫の飼育をする毎日でした。秋田市内の広告代理店、テレビ局、金農高OBが起業した企業等にプロジェクトの趣旨と目的を伝えることで資金面や物品面など、全面的な協力を得ることに成功。

▼絆のカブトムシプロジェクトに賛同・協賛いただいた企業さま

それだけではなく、「生徒と先生、総勢40名全員でカブトムシを届けることに意味がある!」ということで、足りない資金を「あきたスギッチファンド」にエントリーし、プレゼンの結果、見事、採択。全員で届けにいくことができることになりました!(※高校野球の関係で一部の先生、生徒は参加できず、気持ちを他の生徒に託して実施しました)
そのプロジェクト名は・・・

【金足農業高校 絆のカブトムシプロジェクト】

ここまでの取り組みはこちらをご覧ください↓

 

幼虫から成虫への飼育、被災地見学を経て、いよいよ岩手県の子どもたちへプレゼントする日を迎えました。今回のプロジェクトのTシャツを着た生徒たちが、宿泊したホテル前でみんなで気合を入れます。

金足農業高校 造園緑地科一行が最初に訪れたのは、岩手県大船渡市立赤崎小学校。

岩手県大船渡市立赤崎小学校訪問

いったい、どんな生徒たちが待っていてくるのだろう?

この日のために、色々と準備を重ねてきた生徒たちの心の中には、緊張と楽しみの気持ちが交差します。

会場内には、何と地元 岩手県のテレビ局や新聞社など数社の方がすでにスタンバイされていました。これにはかなり驚きました。子どもたちも何かワクワクしている感じです。

いよいよ、赤崎小学校の1年生と2年生の生徒と金足農業の生徒たちの対面です!

校長先生から「震災前はカブトムシは大船渡市内では見られたけど、最近はあまり見かけることがなく、子どもたちもこの日を楽しみにしていました」

子どもたちからは、「カブトムシをくださってありがとうございます。これから大切に育てていきます」というお礼のお言葉もいただきました。

「カブトムシを見つけた時のお話し」紙芝居

この日の為に金農生徒が一生懸命作った紙芝居を披露しました。カブトムシの幼虫の発見、「絆のカブトムシプロジェクト」の発足、幼虫を外敵から守る作業、カブトムシの小屋をみんなで作ったこと、カブトムシの生育の状態のお話でした。こちらはぜひ、映像でご覧ください。

カブトムシ贈呈

「カブトムシの育て方」紙芝居

カブトムシを贈呈して終わりではありません。カブトムシの育て方を紙芝居で教えてあげてました。カブトムシの食事について、何を食べさせたらいいのか?どのような頻度であげたらいいのか?ケージの中の育成環境、卵を産んだあとの注意事項など、分かりやすく説明していました。こちらも映像でご覧ください。

予想以上の子どもたちの反応に金足農業高校の生徒たちは一安心。その後は、カブトムシをケージから取り出して、交流タイムがスタート。

プレゼントした各ケージに子どもたちが群がり、興味津々に覗き込んでは笑い声と驚いた声が飛び交っていました。

子どもたちもカブトムシを触ったり、掴んだり

手のひらに乗せたりと大はしゃぎ!

子どもたちから溢れんばかりのたくさんの笑顔をいただきました!

自然と金農生徒たちも笑顔に・・・カブトムシが突然飛び回るというハプニングもあったりと終始和やかに時間は過ぎていきました。カブトムシと子どもたちの交流の時間を通じて、みんな仲良くなりました。抱きつく子どもも(笑)

最後に生徒と一緒に記念撮影!大成功です!

金農生も一安心。

そして、お別れの時がやってきました。赤崎小学校の生徒たちは次の授業があるので、ここで終わりとは思いきや・・・金農生がバスに乗り込んだあと、追っかけてきましたーーーーー!

バスが走り出してからも追いかけてくる赤崎小学校の生徒たち・・・みんな泣きそうでした・・・

動画を見ていただくと分かりますが、まだまだ学校の周りは工事中の箇所が多く、復興途中であることが伺えます。

一行は、岩手県大船渡市をあとに、岩手県大槌町へ移動。

大槌町立大槌学園

大槌学園でもカブトムシに興味津々。

大槌町吉里吉里学園(併設型小中一貫校)

吉里吉里学園では、授業の関係で校長先生ほか先生方にカブトムシを贈呈しました。

校長先生から震災後の支援のお話し、秋田県とのつながりなど貴重なお話を伺うことができました。学校内も見学させていただきました。吉里吉里学園のグランドには、今も

学級委員長の金田航平さん

「子どもたちが満点の笑顔で喜ぶのを期待してカブトムシを届けにきました。予想以上の笑顔と反応で自分もビックリしました。この代(今年)で終わらず、タマゴを産んで、羽化させて、次へ次へとつないでいけるような育て方をしていって欲しいと思います。自分たちは3年生ですので、卒業ですが、金足農業高校の2年生や1年生もこのようなプロジェクトができるように、そしてこの「絆」をつないでいって欲しいと思います。」

一行が秋田に到着したのは、18:00過ぎ。1日で3校を回って、育てたカブトムシを無事に届けることができました。

最後に先生たちより生徒へのメッセージが・・・

宮腰明 先生

「この絆のカブトムシプロジェクトの経験を今後の進路活動の為に活かして欲しいと思います。今回のプロジェクトは被災地の子どもたちの為にがんばりました。同時に自分の為にもがんばってきたと思います。これからの進路活動では、自分のためにがんばらないといけない勝負の年です。プロジェクトで築くことができた「絆」が必ずこれからの進路活動にプラスになっていくと思いますし、たくさん起こるうる難儀なことを乗り越えていく力がみんなにはあると思います。がんばっていきましょう!」

伊藤和貴子 先生

「色んな人の協力を得て、みなさんの為に力となって返ってきています。これから皆さんも人の為に何かをしてあげれるようにがんばってください。そして、この絆のカブトムシプロジェクトと岩手県に行った2日間で得たことをお家の人にも話してあげてください。お疲れ様でした。」

小野聡悦 先生

「3つの学校に行ってきて、子どもたちのあの笑顔を見たときに”美しい”って、こういうことなんだろうと思いました。子どもたちの笑顔と、みんなも一緒に笑っていた瞬間が、この絆のカブトムシプロジェクトの目的・意味が全部あの瞬間に詰まっているんだと思いました。被災地に行ってみて、みんな気づいたと思いますが、まだまだ工事中のところがたくさんあって、まだ復興の途中だなと感じました。まだまだこれからやることがたくさんあると思いますし、絆のカブトムシプロジェクトが更に広がってくれれば、あの子たちを笑顔にすることができる機会が増えるのではないかと思います。今回のプロジェクトはたくさんのスポンサーのみなさんの協力があって実現できたことに感謝してください。そして、子どもたちに笑顔をもらえたことに感謝して、あの子どもたちの笑顔に恥じないような学校生活を送って欲しいと思います。」

照内之尋 先生

「絆のカブトムシプロジェクトは、想像していた以上に素晴らしい内容で成功中の成功だったのではないかと思います。あなたたちにとっても非常にいい経験になったでしょうし、被災地の子どもたちにとっても嬉しかったのではないかと思います。このプロジェクト以外で被災地に足を運ぶことがなかったのですが、改めて見ていくと非常に復興が進んでいると思う反面、まだまだ追いついていないところもあるんだと感じました。特に、海岸沿いはコンクリートで固められているのを見て、景観的にどうなのか?ということも考えますし、大きな自然災害があった時には必要なものなんだろうということも感じました。これから絆のカブトムシプロジェクト以外でも、何らかの形や復興に関わることや、何かの縁で被災地に行く機会があるかもしれません。その時に自分たちにできることは何なのか?これからも考えながら同じ東北人として携わっていければなと考えています。この経験を糧にこれからの進路活動、みなさんががんばってくれることを期待していますので、残りの学校生活がんばっていきましょう。」

戻ってきてから数日後・・・

生徒たちはしっかりと今回の絆のカブトムシプロジェクトの振り返りをしていました。

みんな真剣に書いていました。

この感想文をご協力いただいたスポンサーのみなさんに届けるそうです。しっかりしていて素晴らしいですね!

LIFE編集部としても今回の絆のカブトムシプロジェクトに2日間同行させていただきました。カブトムシの幼虫を掘り起こし、ケージを立て、紙芝居をつくり、スギッチファンドのプレゼンをがんばりました。本当に生徒・先生一丸となってがんばってきました。予想以上の子どもたちの反応に編集部も撮影班もみんな笑顔になり、素敵な瞬間に立ち会うことができて、本当に良かったと思います。高校生のがんばり、本当に感心させられましたし、大人の自分たちもがんばらねばという勇気もいただきました。

短い時間でしたが、岩手県の子どもたちと触れ合うことで間違いなく「絆が生まれた」1日だったと思います。本当にお疲れ様でした。

大成功です!!!

金足農業高校のカブトムシケージには、新たに幼虫から羽化したカブトムシが元気に動き回っていました!来年もあるかな??(笑)

今回の金足農業高校【絆のカブトムシプロジェクト】同様、このような高校生の取り組みや、面白いプロジェクトを応援し続けたいと思います。ぜひ、お問い合わせください!

 

この記事を書いたライター

ライフ編集部

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