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秋田市高校生【100年後ものこりつづける結婚式】商品開発コンテスト開催

2018-03-30

秋田市高校生ウエディング商品開発コンテストが開催された!

秋田市高校生未来ミーティング実行委員会(株式会社イヤタカ、株式会社プロデュース・プロ、onozucolor、後援:秋田市)が主催するイベント【秋田市高校生ウエディング商品開発コンテスト「After 100years Wedding Project~100年後ものこりつづける結婚式~」】の最終プレゼンテーションが3月25日(日)に秋田市中通のパーティーギャラリーイヤタカで開催されました。

このコンテストは、秋田市の高校生とタッグを組み、【地域文化と産業の活性化】【未来にのこる商品開発】【高校生のスキルアップ】を実現していくことを目的に開催。昨年11月に募集を開始し、秋田市内の高校から9名5チームが参加。

今年の1月から5回のミーティングを重ね、集大成の場として各チームが創りあげてきた独自のウエディングプランを発表しました。グランプリに輝いたチームのプランは、本年中を目処に秋田県内ブライダル大手のイヤタカグループの商品として登場する予定になっているそうです。

コンテスト当日はゲスト審査員、一般聴講者、参加高校生のご家族、ブライダル関係者、マスメディアなど約50名の方が参加。

秋田市高校生未来ミーティング実行委員会が発信した本コンテストの概要です。

【めざす未来】常識外れのアイディアこそが、故郷の輝きを創る!ぼくたち、わたしたちが、今、地元秋田に、生まれ育ったこの街に、育ててくれた人たちに、何を返せるのだろう。シャッター街は増え、秋田を離れ都会にあこがれる仲間が増えていく。変わりゆくこの景色は、良き未来に向かっているのだろうか。今こそ、地元秋田を高校生の力で変えたい。「地域貢献、地域活性。それって、政治家や企業家など大人たちが考えることでしょ‥‥」本当にそうだろうか?「十数年しか生きていないから、高校生だから、やれることは限られている」本当にそうだろうか?ぼくたち、わたしたちが大人たちに負けないこと。それは、創造力=アイディアだ。固定概念にしばられず、未来を担える感覚をもっているそれが圧倒的な強みだ。今こそ、驚かせよう!大人たちを、秋田を。『結婚式』という家族に幸せをはこぶ文化から秋田を盛り上げてみよう。今の自分だからできる一歩を踏み出す。100年後も誇れる故郷とするために。

引用:http://kokosei-miraimeeting-akita.com/

コンテストのルールは、発表8分。質疑応答7分。審査員票5名+一般投票の合計でグランプリが決まります。評価基準は、【進取性(新しさ)】、【将来性】、【プレゼン力】、【商品力】の4つ。

LIFE編集部も一般投票枠で参加させていただきました。コンテストの模様、全5チームのプレゼン内容を盛りだくさんで紹介していきます!はじめに、こちらのオープニング映像をご覧ください

各参加チームの発表の内容を紹介します。

トップバッターはこちらのチーム

【チーム Gold Agri】

金足農業高等学校を英訳したチーム名。メンバーは、金足農業高等学校2年生の伊藤 千菜津さん(いとう ちなつ)、高野 真優さん(たかの まゆ)、佐藤 舞央さん(さとう まお)の3名。※残念ながら高野さんは体調不良のため当日欠席。

Goled Agriのウェディングコンセプトは「WA〜リング」。「W」はWeddingの「W」。「A」はAkitaの「A」。リングの輪にかけて、人への感謝、人との絆、このような人とのつながりを「WA」「和」「輪」」と表し、秋田らしい結婚式を「WA」で表現したもの。

このコンセプトを元に4つの商品を考案。それは(1)秋田県オリジナルの「NAMAHAGEダリア」を使用し、直径70センチのダリアリースを新郎新婦とゲストと一緒につくって感謝の気持ちを伝える演出、(2)秋田の伝統工芸として受け継がれている「染め物」を新郎新婦の衣裳やワンポイントとして取り入れるコーディネイト、(3)あきたこまちを使って、きりたんぽや巻き寿司を婚礼料理で食べてもらう、(4)時計の針が時を刻むごとに新郎新婦の生い立ちが出てくる映像をながす。この4つの演出を通じて「秋田らしさ」を感じ、「感謝の気持ち」を家族や友達に伝えることができる。そして次世代への「伝統継承のバトン」となることをイメージしてプランを作ったのだそうです。

金足農業らしく、お花にも注目していますね。NAMAHAGEダリアリース。面白い演出です。

続いて、2チーム目は!

【チーム アミューズ】

「楽しませること」「面白がらせること」がチーム名に。メンバーは、秋田和洋女子高等学校2年生の、安田 夏音さん(やすだ かおん)、石井 陽菜さん(いしい ひな)のおふたり。

チーム アミューズのウェディングコンセプトは【THANKS WEDDING〜両親へ「無限大」のありがとうを〜​】
「両親への感謝の気持ちを伝える演出としてサンクスバイト、花ヨメからの手紙などがありますが、その感謝足りてますか??」インパクトのある一言。アミューズからは現在ある当たり前の演出にプラスして、オリジナルの視点で、「も〜っと感謝を伝えたい!!」という気持ちのこもった5つの演出や手法が発表されました。

(1)普通は招待状を送らない両親へ感謝の気持ちを綴った手紙を入れた招待状を送る、(2)ご両親が知らない○○さんのマル秘エピソードを招待客に書いてもらい芳名帳のようにしてご両親にプレゼントする「エピソードカード」、(3)ご両親は遠い末席ではなくご両家で一緒に新郎新婦のメインテーブルに近い特等席に座ってもらう、(4)ご両親が各テーブルを挨拶でまわる際にゲスト全員と写真を撮り、メッセージを記し「フレンドブック」として残すことで、思い出に残り、振り返ることができるツールに、(5)テーブルの装花が一本一本持ち帰れるようになっていて、ゲストが持ち帰り、感謝を伝えたい方に渡す「リレーフラワー」。この企画は、「自分たち自身が素直に両親に感謝の気持ちを伝えられていない」ということを元にして「家族の絆」と「感謝を伝える心」が変わらずに残ることを願って考えられたのだそう。

会場には生徒のお母さんがいらっしゃっていて、涙されている姿がとても印象的で感動した場面でした。ウルっときました。

続いて、3チーム目は!

【チーム リケ女】

チーム名は理系を専攻していることから「リケ女」。新屋高等学校1年生の、嵯峨 歩奈さん(さが あゆな)、佐藤 明さん(さとう めい)のおふたり。

チームリケ女のウエディングコンセプトは「SCHOOL WEDDING〜結婚式だけじゃ終わらせない〜」。
そして、つながる、つなぐ、つなげる、という意味を持つ「CONNECT(コネクト)」をキーワードに据えたそうです。インターネットが進化し、コミュニケーションのとり方も変わっていく中、「人とのつながり」だけは100年後も変わらないはず。結婚式も学校行事と同じで、周りの人々と協同作業をすることで、より一体感が生まれるのではないかということで、このコンセプトにしたそうです。そして、「懐かしく親しみやすい学校をテーマ」に、統一感を持たせるために「キーンコーンカーンコーン♪」のチャイムを使用。

コンセプトには3つの要素が、(1)結婚式でのコネクト:新郎新婦とゲストが一緒に知っている曲を歌う「共同作業」、(2)秋田とゲストをコネクト:引き出物を「結婚式同窓会」に。結婚式に参加したゲストが再び秋田で集まれるように「結婚式同窓会」を開催。(3)結婚式後のコネクト:全員で共有できるホームページを制作して「撮影した写真をSHARE」。「人とのつながりをなくなるものにしない」それが私たちのウェディングプラン、と発表されていました。

高校生ならではのアイディアですね。引き出物が同窓会。実現できたら楽しいですね。

続いて4チーム目は、

【チーム きょるほんばんじ】

チーム名の「きょるほんばんじ」とは韓国語で結婚指輪。メンバーは、秋田和洋女子高等学校1年生の、佐藤 虹瑚さん(さとう にこ)。

「私は、結婚式を挙げたいと思いません。」印象的なメッセージからスタート。何故かというと4つの理由が。「ずっとすわっている」「みんな同じ」「堅苦しい」「お金がかかる」だからだそうです。佐藤さんが挙げたいと思う結婚式。それは「みんなで作り、人とは違い、自由で、お金がかからない」そんな結婚式。それを実現できる結婚式・・・

それが「チームきょるほんばんじ」のウェディングコンセプト「なべっこ遠足ウェディング〜結婚式をもっと楽しく!自由に!」

自由に楽しめて、自然体で楽しめる、秋田にある地元の文化でもある「なべっこ遠足」。これこそが、自分がやりたいと思う結婚式のあり方。一番のウリは新郎新婦以外は結婚式であるということを当日まで知らないということ。結婚式のながれは・・・なべっこ遠足に参加する感じですので、参加者はとにかく自由。ドレスコードもなく、ヘアセットもなくゲストの負担を減らすことができる。途中サプライズで「結婚式である」ということを伝え、ゲスト全員でブーケやバージンロードを作ったりと準備を行い結婚式を作っていくというもの。演出として(1)一体感を持ってもらうために全員お揃いのサンダルを履いてもらう、(2)新郎新婦が料理をして、それを食べてもらうことでふたりの結婚を認めてもらう、ということを挙げていました。

「これから少子高齢化が進み、結婚をする人も参加するゲストも減っていくと思います。なべっこ遠足は、人と人の想いがつながる場所であり今後もなくならないはず。なべっこ遠足に結婚式をつなげることで、幸せの輪が広がり、これからも残っていくものだと思います。」というコメントも残されていました。

なべっこ遠足と結婚式。確かに自由で気軽でお金がかからない結婚式です。なべっこは100年後も無くなりませんので、面白い企画だと思います。

そして続いては、最後の5チーム目。

【チーム ブーケ】

結婚式に関わるワードにしたかったのと、韓国アイドルが好きだったことから韓国語でブーケというチーム名に。メンバーは秋田中央高等学校1年の、今泉 歩さん(いまいずみ あゆむ)。本コンテスト唯一の男性参加者。

チーム ブーケのウェディングコンセプトは、「〜最幸の感謝〜」

今泉さんの母親が乳がん、父親が悪性リンパ腫になった過去から「結婚式で、ちゃんと感謝を伝えたい」と思ったのだそう。今回の企画では、「ありがとう」という気持ちと「思い出の共有」を伝えるべく、2つの商品が考えられました。
一つは目「Memory BOX」。これは新郎新婦が両親に「ありがとう」を伝えるための演出。女子高生に人気の「アルバムボックス」を参考。特徴は「その瞬間を表す写真・思い出・想い」が詰め込まれているもの。ゲストの写真も入れることでバラエティにとんだものに。ご両親は「思いと情景」を受け取ることになるので、感動はより一層大きいものに。二つ目は「Memory POST」。「思い出を共有」するために考えられた演出。特徴はゲストが主役となり披露宴中に各テーブルに置かれたインスタントカメラで会場の中から一人を選び、撮影し、メッセージを書いて、ポストに投函し、後ほどそのゲストに届くというもの。

今泉さんは「私は親だけではなく、多くの人の支えがあって生きてきました。それは私だけではなく、誰しもがそうだと思います。これから結婚する方には、その支えられて生きているという事を忘れずに歩んでいってほしいと思います。結婚はゴールではありません。新たなパートナーとスタートしていくのです。まだ長く道は続きます。立ち止まりそうになった時には誰かが手を差し伸べてくれるはずです。結婚式での想いを胸にまた歩み続けていってほしいです。最後に100年後に残したいこと、それはズバリ!”感謝の本音とその思い出”です。100年後の秋田、地球はどうなっているかは分かりませんが、人と人が支え合って生きていることだけは変わる事はないはずです。それを願っています。」と締めました。

唯一の男性参加者。感謝の気持ちを届けたい、その意気込みが伝わるプレゼンでした。

以上で5チーム9名の発表が終了しました。「100年後ものこりつづける結婚式」という難しいテーマに対して、高校生ならではの新鮮な視点と発想で独創的なアイディアが多かったという印象を受けました。そして、各チームともに「感謝を伝える」というキーワードが随所に折り込まれており、その伝え方に工夫がなされており、素晴らしいアイディアと企画内容だったと思いました。

そして、いよいよ審査発表の時が・・・緊張がはしります。

準グランプリは???

準グランプリ【チーム リケ女】


嵯峨 歩奈さん(右)「選ばれると思っていなくて、ビックリしています。参加して良かったと思います。ありがとうございました。」
佐藤 明さん(左)「獲れるかな〜?って思っていましたが、今まで、がんばってきたかいがあって、本当に良かったと思います。

グランプリ【チーム Gold Agri】

おめでとうーーーーー!

伊藤千菜津さん(左)「私は将来、結婚式に携わる職に就きたいと思い、少しでも自分の武器になれば良いと思いプロジェクトに参加しました。メンバー全員で、やるからにはグランプリを目指そうとがんばってきたので、獲れて良かったです。この発表で終わりではないので、これからも3人でがんばっていきたいと思います。
佐藤 舞央さん(右)「一番最初のプレゼンだったので、後からのチームの発表を聞いていて、みんな凄いなぁと思って、自信が無くなってきたのですが、優勝できて本当に嬉しいです。3人で発表できなくて悲しかったけど、もう一人の分(高野真優さん 体調不良で欠席)までがんばって、グランプリをとれたので良かったです。ありがとうございました。

【審査員のみなさんから全体を通して】
・秋田の高校生の力、強さ、たくましさ、がんばりを感じることができました。
・「感謝の気持ちを表す」「人との絆を再確認する場」という結婚式の大事な想いということは100年後もきっと続いていくんだということを感じた。
・期待以上のプレゼンテーションでした。
・将来一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
・人口減、生き方の多様化の中、結婚式のあり方を改めて考えさせられました。
・発表された商品をぜひ記事として紹介していきたいです。
・「100年後にものこりつづける結婚式」というテーマは誰も考えたこともない難しいことだと思いましたが、若い方の提案は素晴らしくて、よかったと思いました。
・順位をつけなければなりませんでしたので選びましたが、5つのチームそれぞれ素晴らしい提案でした。
・このような提案は、これからの生活の場で活かせるように取り組んで行って欲しいと思います。

当日の集合写真

【秋元実行委員長から】


「高校生の想像力、みなさんどう受け取りましたか?素晴らしい内容だったと思います。これからの秋田を担う若い世代には、こんなに素晴らしい力があるのに、それを表現する場はまだまだ少ないと思います。このような活動をもっともっと大人たちが作っていくべきだと感じました。このプロジェクトはこれで終わりではありません。商品化もあります。がんばりましょう。そして、メンバー全員含め、これからの高校生の未来に向かって拍手をお送りください!ありがとうございました!」

会場拍手喝采!

高校生のみなさん、本当にお疲れ様でした!素晴らしい発表でした!グランプリの商品化も楽しみです!

この記事を書いたライター

ライフ編集部

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