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減農薬の特別栽培米「あきたこまち」が主役のカフェ【R table】

2018-04-27

2017年10月22日に秋田市南通にオープンした「R table(アールテーブル)」さん。友人から「ローストビーフ丼がおいしかったよ!」「おしゃれな雰囲気のお店だったよ」と話を聞いて「行かなくては!」と、仕事ということを若干忘れそうになりながらお伺いしました。

こちらのお店は、中通総合病院から車で約2分のところにあります。一方通行の道があるので、ナビを使うか事前にマップで確認してから行くのがおすすめです。

ひときわ目を引く、真っ白な美しい外観がアールテーブルさんです。駐車場は、建物の正面と裏側にもあり、全部で10台(無料)止めることができます。

友人から聞いていたとおりおしゃれな雰囲気の外観に、期待も高まります!はやる気持ちを抑えながら、店内への扉をオープン!
店内も白に統一され、大きな窓からの明かりと店内の淡いオレンジ色の照明が合わさり、居心地の良さそうな空間が広がっていました。

早速、楽しみにしていたお料理を注文しちゃいましょう!

今回いただいた1品目は、人気№1メニュー
ローストビーフ丼(サラダ・スープ付き) 1,026円(税込)

丼の上に添えられた卵は半熟で、切れ目からそぉ~と開くと、黄身がとろりと流れ出てきて…これがまたたまらない瞬間!

写真にバッチリ収めねば!!と、食べる前についつい意気込んでしまいました。

そしていざ、実食!

ぐるりとお肉でご飯を包み込んだら、大きな一口でパクリ。かむごとに感じるお米の甘みに加えて、お肉から染み出てくるうま味と絶妙なお肉の柔らかさに、もう一口、また一口と箸が進みます!人気メニューになるのも納得の一品です。
お好みによって、添えられたレモンを掛けて食べてもOKです。お肉をローストしたときのうま味を含んだ肉汁をプラスして作った大根おろしの和風ソースと、ヨーグルトソースの2つでさっぱりと仕上げられているので、女性でもペロリと一皿完食できちゃいます。

続いて頼んだのは、2018年2月に登場したばかりの
黒蜜ときな粉の白玉抹茶パフェ 648円(税込)

女性や学生が好きなパフェをメニューに加えようと新登場したのが、こちらのパフェです。何といっても客層の約8割が女性で、主に20~40代の方が多く来店されるというアールテーブルさん。近くに女子校があるのも誕生の理由!
生クリーム、抹茶ソース、フレークの層…そして、抹茶アイスと白玉が添えられていて、さらに黒蜜ときな粉…最高です。

パフェに使用されている白玉は、「米粉」と絹ごし豆腐を合わせて作られた新食感。食べ慣れたものと違い、歯切れの良さがあります。お米の甘みもしっかりと感じられ、抹茶のほろ苦さやきな粉のほんのりとした香ばしさともベストマッチ。
今はこの1種類ですが、これからも種類を増やしたいと考えているそうですよ!

パフェ以外にも、米粉ロールケーキ、米粉チーズケーキ、米粉シフォンケーキ、米粉ガトーショコラの4種類のデザートがありますが、その中でも人気の高いデザートはこちらです。

米粉チーズケーキ 432円(税込)

見た目はシンプルなチーズケーキですが、米粉と「米糠」を使ったカリカリとした香ばしいクッキー生地と濃厚なチーズの組み合わせは抜群!このカリカリ食感と濃厚なチーズの味わいはやみつきになります。
デザートは、全て自家栽培米の米粉を使って作られています。ケーキはテイクアウトもできるので、お土産にもきっと喜ばれますよ。

他にも当店の人気メニューの中には、米粉ラザニアプレート(スープ付き)918円(税込)なども。自社栽培米の米粉を100%使用した生地シートと特製ミートソース、ホワイトソースを重ね、チーズを乗せて焼き上げたラザニアは、モチッとした食感で食べ応えも満点です。夏限定で冷製スープや冷製パスタなども登場!今後の新作メニューも楽しみですね!

ご紹介したメニューにちょこちょこ出てくる「お米」や「米粉」の文字…。
実は、アールテーブルさんの一番のこだわりは「お米」なんです。

お店で提供されているお米は、化学肥料を一切使わずに、日々の管理など手間暇掛け丹精込めて作られた減農薬の特別栽培米・天日干しの「あきたこまち」。秋田市の雄和・河辺地区で育てられたお米です。

アールテーブルさんを経営しているのは、秋田市御所野に社屋を構える秋田印刷製本株式会社さん。同社は、カフェをオープンする9年も前から、取引先やお得意さまへの贈答、チラシ配り、ネットなどで、契約農家の特別栽培米を自社販路だけで販売してきました。そのきっかけとなったのが、販売するにあたってのパッケージや宣伝チラシなどに関する農家さんからの相談でした。そこで、地元農家を支援しようと、農家さんと共にお米の販売を行うようになったのです。

写真は販売中の「OKOMEキューブ<天日干し米・フルーティー米・胚芽米>」各2合パック2,160円(税込)
こんなにかわいいパッケージのお米も販売しているんですよ!

ここで、本社 企画室室長の藤原聡子さんと、店長の加藤功将さんにお話を伺いました。
編集部:カフェをオープンしたきっかけは何ですか。

藤原室長:お米を販売してきた中で、食べた方から「おいしい」とうれしい声が届くようになって、このお米をもっと多くの人へ届けたい、食べてもらいたいと思うようになりました。販売店舗も大きな販路もなくて、どうしたらこのおいしいお米を多くの人に届けられるだろう…と考えた結果、お米を主体にしたカフェを出して実際に食べてもらえる場所を作ることでした。そこで、本社の旧社屋があった秋田市南通の敷地内にカフェをオープンしたんです。

編集部:お店のコンセプトと店名の由来を教えてください。

藤原室長:コンセプトは、Rice(お米)、Ring(人とつながる・輪になる)、Relay(幸せをリレーする)です。この3つのコンセプトの「R」と、家族で温かい炊き立てのご飯がある食卓を囲むのは当たり前のことではなくとても豊かで幸せなことであり、安心して健康に良い食事を楽しめる場所を象徴する食卓の「table」を合わせて、店舗名を「R table」にしました。



編集部:お料理ですが、ローストビーフ丼、とても柔らかくてジューシーでおいしかったです。

加藤店長:ローストビーフの仕込み作業は、下処理や、お肉を柔らかく仕上げることが重要ですが、仕入れ時のブロックの大きさや厚さが微妙に違うので、その違いに合わせて焼き加減を調整するのがとても難しいんです。そのため、お店のオープンに向けて、ジューシーであること、柔らかいこと、切り分けたときのお肉の中のレア感がちょうど良くなることを2カ月研究して、焼き時間を微調整しながら何度も試作しました。

編集部:これまでの並々ならぬ努力のたまものだったんですね。藤原さんからお聞きしましたが、お米にこだわりがあるんですね。

加藤店長:そうなんです。食事(ご飯)以外の麺やお菓子なども加工した米粉を使用しています。米粉はグルテンフリーなので、アレルギーなどがあって小麦製品が食べられないという方でも、安心してお食事を楽しめます。

編集部:食事にこだわっている方には本当にうれしいですね。

加藤店長:実は、お店で提供できるようになるまでには苦労もありました。その一つが、米粉麺です。米粉を使用すると、ゆで加減一つで麺同士がくっついてしまうこともあるので、ゆで時間には細心の注意をはらっています。
二つ目が、お店で提供している米粉100%のパンです。このパン作りは、小麦と違ってなかなか膨らまないというのが難点。やっと、パウンドケーキほどの大きさまで作れるようになりました。

ここで、「試食どうぞ」と米粉パンをいただきました。

米粉パンに触れるとしっとりとした感触。そして、持ち上げると思ったよりずっしりとした重みにプラスして、パンのしなり加減がまるでお餅!持っただけで小麦パンとの違いは歴然です!
口に運ぶまでに何度もそのお餅のようなしなり具合を確かめてしまいました(笑)。

編集部:おいしいですね。お米の甘みをしっかりと感じます。

加藤店長:セットメニューのトマトソースなどにパンをつけて食べるのもおすすめですよ。

編集部:今度プライベートで来たときに試してみます!ちなみに…こちらのパンはテイクアウトできますか?

加藤店長:お客さまからのリクエストもすでに多くいただいていますが、現時点ではまだ店内で提供するセットメニューの一つです。

編集部:いつか、テイクアウトできるように、ぜひ、お願いします!
さて、店舗の内観も外観も白で統一されていてとても素敵ですが、白にしたのには理由があるのですか。

藤原室長:白にしたのは、「お米」の白、そして秋田の伝統行事にもある白い「かまくら」をイメージしたからです。

編集部:ほんと!!かまくらの壁面ように、壁の塗装もしっくい調の柔らかな風合いの白塗装がされていて、柱や壁のせり出した部分の角も直角ではなくカーブを描いた丸みのある造りになっていて、随所にかまくらのこだわりが見えました。



藤原室長:家具にもこだわりました。店内の中央には1人でも多数のグループでも利用しやすい存在感のある大きなテーブルを配置しました。2、3人でゆっくり会話を楽しめる個別テーブルやカウンター席もあります。椅子も、一人掛けのソファータイプの椅子や木製の椅子など、違う色や形のものを選びました。自分のお気に入りを見つけてもらえたらうれしいです。
ちなみに、座面と背もたれにピタッと体がフィットしてとても居心地が良いソファータイプの椅子があるんですよ。

編集部:そうなんですね。かわいい椅子がたくさんあるので、プライベートで伺ったときにその良さを体感しようと思います。では、最後に。日々の仕事の中で、うれしい瞬間はありますか?

加藤店長:おいしいお料理やお食事を楽しんでいただくために、仕込みも時間を掛け丁寧に行うことを心掛けています。だからこそ、「すごくおいしかった」「また来ます」とお客さまに言ってもらえたときは、一番ほっとしてうれしい瞬間です。

編集部:ありがとうございました。「常に笑顔を大事にしています」と教えてくれた加藤店長さんは、取材中も満面の笑顔なのが印象的でした。
藤原室長さん、加藤店長さん、ありがとうございました。

最後に、店内の至る所にあるうれしいサービスをご紹介!

Wi-Fiフリーでインターネット環境が整っています。さらに、大テーブルや各席の周辺にはコンセントやUSBポートも配置されているので、パソコンを持ち込んで仕事をしたり、勉強をすることもできます。スマートフォンや携帯電話の充電も可能なんですよ。
外出先でのスマートフォンやパソコンの使用が当たり前となっている今、利用者としてとてもうれしいサービスですよね!

米どころ秋田の「おいしいお米の可能性」に注目して、驚きや感動を届けられるメニューや商品を作ろうと、日々試行錯誤中のアールテーブルさん。ぜひ行ってみてね。

R table(アールテーブル)
【住所】秋田市南通みその町4-57
【TEL】018-853-7737
【営業時間】10:00~18:00 ランチ11:00~
【定休日】水曜、年末年始(Facebookにてご案内あり)
【駐車場】10台・無料
【座席】30席
【Facebook】 https://www.facebook.com/Rtable-150540655556467/
【Instagram】https://www.instagram.com/rtable.1022/?hl=ja
【米飯生活】 http://www.beihan.jp/

秋田印刷製本株式会社
【ホームページ】http://www.akitainsatu.co.jp/

※取材日:2018年3月2日

この記事を書いたライター

ライフ編集部

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