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今年も始動!金足農業高校【絆のカブトムシプロジェクト&植樹】2018

2018-07-27

素晴らしい取り組みです!今年もやりました!金足農業高校【絆のカブトムシプロジェクト&植樹】2018

このプロジェクトのお話しは昨年からスタートしました秋田県立金足農業高校 造園緑科の生徒と先生の物語です。平成29年4月、授業や校庭の清掃で出た枝や葉っぱなどの廃材が集積された場所から出てきた「カブトムシの幼虫」から全てがスタートしました。生徒と先生は、カブトムシを育てて被災地の子どもたちに届け、心の復興を目的に奮闘。昨年は岩手県内の小学校3校へカブトムシを届けにいきました。そして、今年はカブトムシのプレゼントの他、学校間同士の交流もある宮城県農業高等学校への植樹も行うことに決まり、内容がパワーアップ!しかし・・・被災地へ届けるためのお金と方法がない・・・そこで、昨年同様、秋田市内のテレビ局、広告代理店、そして金農高OBが働いている企業等にプロジェクトの趣旨と目的を伝えることで資金面や物品面など、全面的な協力を得ることに成功!

▼「絆のカブトムシプロジェクト&植樹」に賛同・協賛いただいた企業さま

それぞれ、下記スポンサー名にホームページリンクを貼らせていただきました。ありがとうございます!皆様からのご協賛のお気持ちに感謝し、しっかりとプロジェクトを遂行してきます!

秋田信用金庫
イヤタカグループ
千秋タイヤ 様
水土里ネット秋田
株式会社和以美
太平自動車学校
ニューリーダーズネットワーク
秋田テレビ
プロデュース・プロ

LIFE編集部では、2日程に渡るプロジェクトに同行取材を試みました!

今年の、引率の金足農業高等学校の先生は4名。持っていくカブトムシは19匹。

今回のプロジェクトを引っ張っるのが、昨年に引き続き宮腰 明先生【農場長・教科主任】(写真右)。

宮腰先生「今回の絆のカブトムシプロジェクトは、小さな一歩かもしれませんが、支援の輪がひろがるように、次につながる大切なプロジェクトだと思うので、がんばってもらいたいと思います。」

照内先生「たくさんの人との交流を通じて、幸せを届けるだけではなく、みなさんも成長してもらいたいと思いますので、楽しく元気に取り組んで欲しい」。

小野先生「宮城と岩手と秋田のつながりを自分たちが作っていくつもりでがんばってもらいたい。植樹で植えられる木は、人間の寿命より長いし、植樹した樹木はこれからも生き続けて支援の輪を広げ伝え続けて行ってくれるものだと思うので、気持ちを込めて植樹してほしい。」

和泉先生「小さい時の記憶って、鮮明に覚えていて、その後の人生に生きて行くものだと思います。良い経験、良い思い出、未来に繋がって行くと信じて頑張っていきましょう。

今年のメンバーは少数精鋭部隊で結成。金足農業高校 造園緑地科の生徒5名です。

そして、今年は、金足農業高等学校が当初予定していた植樹の他に、桜の苗木をご協賛いただきました。協賛いただいた団体は!

ニューリーダーズネットワーク【NLN】です。

ニューリーダーズネットワークは、秋田市の有志が集い「豊かな自然を育む事で、子どもとお年寄りに優しい街づくりに参画し、秋田の活性化を目指し」2010年より毎月例会を実施し活動している団体です。現在は「桜いっぱいプロジェクト」をメイン事業とし、2011年~から秋田赤十字病院、大森山動物園、南三陸町などに毎年度、桜の植樹を実施しながら、桜の保護活動も積極的に行っています。

代表の工藤 実さん

工藤代表「私たちの活動理念と今回のプロジェクトの目的が合致したので、私たちも協力すべき事だとインスピレーションを感じたので、協力させていただきたいと思いました。ニューリーダーズネットワークからはオオヤマサクラを20本寄贈させていただきました。木は生き物ですので、育て・生かし続けていかなければなりません。みなさんも生かされている身なんだとういことを実感してもらえればいいと思っています。」

荷物を車に積み込み出発ーーーー!

秋田県秋田市を出発した金足農業高校 造園緑地科一行が最初に訪れたのは、宮城県農業高等学校。

宮城県農業高等学校 訪問

宮城県農業高等学校は、今年で創立133年目を迎える国内でも有数の歴史と伝統を誇る高校です。東日本大震災から7年を経て、2018年4月から待望の新転地での学校生活がスタート。

金足農業高等学校とは、昔から学術と部活動での交流があることから、宮城県農業高等学校の新天地へ植樹をすることに。迎え入れてくれたのは、宮城県農業高等学校園芸科の生徒22名。

植樹&苗木を贈呈したのは、ヤマボウシ、ナンテン、オオヤマサクラ20本です。

金足農業高校から植樹への思いを込めて挨拶がありました。

石野 翔太さん(3年生)「ナンテンを選んだのは、震災から復興する事を願い『名を天づる』という意味でナンテンを。ヤマボウシは『最高の友情の証』として、桜は全国で知られていますし、『桜を見ると綺麗な気持ちになります』。それぞれ、そのような想いで、送られていただきます。」

協働での植樹。

植樹後は、金足農業高等学校と宮城県農業高等学校のみなさんで記念撮影。

短い時間でしたが、笑顔あふれる交流ができました。

金足農業高校チーム一行でも記念撮影。

これから、何年もの間、植樹された木々は友情の証として、ここ宮城県農業高等学校の地で育ち続けていきます。植樹した生徒には、何年後かでもいいので、再訪してほしいですね。

心の復興事業交流記念植樹、無事終了しました!

そして、一行が向かったのは・・・

千年希望の丘 訪問

千年希望の丘とは・・・

「千年希望の丘」は、東日本大震災の津波により人が住めなくなった土地を活用し、市の沿岸約10kmにわたって「相野釜公園」、「藤曽根公園」、「二野倉公園」、「長谷釜公園」、「蒲崎公園」、「新浜公園」の6つの公園と園路が整備されています。丘と丘を園路(緑の堤防)でつなぐことで、津波の力を減衰させる役割があるほか、いざという時の避難場所にもなります。また、丘の土台などには、人々の生活の証である※震災ガレキが用いられており、大津波の痕跡や被災者の想いを後世に伝え、さらに集落跡地などの遺構の保存による震災の記憶や教訓を国内外に発信するメモリアル公園と防災教育の場として活用されています。

引用:https://sennen-kibouno-oka.com/

訪問の目的は、「テレビや本やネットだけではなく、実際に被災地に立ち、自分の目で見て、実感すること。」

宮腰先生が出発前に編集部にそう伝えてくれました。現地に着くと、宮腰先生が被災当時のこと、津波の勢いがどの位凄まじいものだったのか?色々と生徒に説明されていました。

生徒の表情も一転。宮腰先生の言葉に真剣に耳を傾けていました。

工藤 新ノ介さん(三年生)

「今まで被災地の事を写真や人の話しでしか知らなかったのですが、実際にこの場に来て被害の臨場感も感じますし、目の前にある樹木の形が変わるくらいの津波の強さや被害の大きさを感じることができました。」

目黒 太陽さん(三年生)

「こんなにひどい災害があったのに、今まで復興に関わってこなかったことを反省させられましたし、自分は無力だという事を感じました。実際に被災地を訪れたことで、これから自分たちに何ができるのか?考えていきたいと思いました。」

宮腰先生からは、「金農の課題研究で、秋田で同規模の地震があった場合の研究をしたことがあって、金農高の場所は、時間的には逃げれるが、建物でいうと4Fまでは助かるけど、3F以下は助からないという結果だった。」という衝撃的な言葉も。

金足農業高校は、日本海から結構離れていると思っていましたが、実際はそうなんですね・・・かなり考えさせられます。

この日宮腰先生含む生徒5名は宮城県名取市内のホテルへ宿泊。

チェックイン後のホテルでは、翌日の赤崎小学校へカブトムシ贈呈の際の紙芝居を練習を兼ねたミーティングが行われました。みんな長時間移動で疲れているのに、頑張り屋ですね!

2日目。カブトムシを昨年訪れた大船渡市立赤崎小学校へ届けるために、一同大船渡へ向けて出発!

名取市→仙台市→多賀城市→塩釜市→東松島市→石巻市→南三陸町→気仙沼市→陸前高田市→大船渡市の経路で車で移動。大分復興作業が進んでいると感じるものの、まだまだ復興しているような状況ではない場所も多々ありました。

岩手県大船渡市立赤崎小学校​ 訪問

1年ぶりの訪問です。

金足農業高校一行を向かい入れてくれたのは、1・2年生の生徒たち。

金農メンバーの自己紹介です。

改めまして、今回のメンバーの紹介です。左から、安田 成(やすだ なる)さん、田仲 竜真(たなか りゅうま)さん、工藤 新ノ介(くどう しんのすけ)さん、石野 翔太(いしの しょうた)さん、目黒 太陽(めぐろ たいよう)さん。以上5名です。

「カブトムシについてのお話」紙芝居

カブトムシを贈呈する前に、カブトムシの幼虫を見つけた時のお話とカブトムシの育て方を紙芝居で紹介しました。食事について、何を食べさせたらいいのか?どのような頻度であげたらいいのか?ケージの中の育成環境だったり、カブトムシが卵を産んだあとの注意事項など、分かりやすく説明していました。映像でもご覧いただけます。

キラキラした目がお兄さん達とカブトムシに向けられ、予想以上の子どもたちの反応に生徒たちは一安心。質問タイムを交えながら、子どもたちとカブトムシとの交流タイム!

カブトムシの持ち方を教えてもらったり

手のひらに乗せてみたり

ツンツンしてみたり(笑)

扱い方を丁寧に直接説明していました。

男の子も女の子も夢中になってカブトムシと触れ合います。

金農生徒の5人のメンバーも、子どもたちと触れ合い、お話をして、笑顔いっぱいに・・・短い時間ではありましたが、和やかな時間を過ごすことができました。

赤崎小学校の生徒からお礼の言葉

「遠いところ、赤崎小学校に来てくれて、ありがとうございました。カブトムシ大切に育てます。」

金足農生徒「このようなプロジェクトをやることで、元気になる人がたくさんいるんだなと、思いました。このプロジェクトを後輩たちにもやってほしいと思いますし、続けていくことが大切だと思います。心の復興をテーマにやってきましたが、1日目の宮城県農業高等学校の植樹、2日目の赤崎小学校のカブトムシプロジェクトもみんな笑顔になってくれたので、目標は達成できたのではないかと思います。」

最後に大船渡市立赤崎小学校の子どもたちのみんなと記念撮影です。

今年も、金足農業高校「絆のカブトムシプロジェクト&植樹」大成功です!

LIFE編集部は、来年も心の復興を目指したプロジェクト応援します!

 

この記事を書いたライター

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