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2016-08-22
先日、初老の男性からこのような問い合わせをいただきました。「心理カウンセリングを受けたいけど、何か病気を患ってる人が受けるもの、年齢、性別の制限がある」と思ってる人も少なくないのではないでしょうか?
人はどんな人であっても尊敬と信頼に値する存在です。
悩みの有無は老若男女は関係ないですし、性別も、年齢も、職業も全く関係なく誰しもが抱えてるものです。
むしろ、年配の方は年齢を重ねてきた分、ずっと、一人で悩むを抱え込んでいる傾向があります。弱みを出せずに「これくらいたいしたことない」と歯を食いしばって頑張ってきたのです。
また、性別で言えば、男性は、どうしても日常では強さを求められる場面が多いですよね。周囲からは一家の大黒柱として、男だから強くあらねばならないとプレッシャーをかけられる。でも、実際には生きていれば、辛いことや、悲しいこと、泣きたくなることもあったはず。
どこかで、自分の弱みを安心して出せる場所が必要なのです。そんなときは心理カウンセリングを利用してほしいなと思います。が、それでも、なかなか、カウンセリングに行くのは敷居が高いなと思ってしまう方へ、自分でも簡単にできる、セルフカウンセリングの方法をお伝えします。
これは自分に語りかけるように口に出すと効果が高まります。
「今まで一人でよく耐えてきたね」
「一人で頑張らなくていいよ」
「弱くていいよ」など自分を労う言葉を自分にかけてみてください。
こうした声をかけることで感情が動いたら、そのまま、受け止めてあげてください。泣きたくなったら、泣いてください。
わたしたちの心は筋肉と同じように適度な緩急が必要です。
いつも自分を追い込んでばかりいたら、心の筋肉は硬直したままで、やがて戻り方を忘れてしまいます。
「弱くてもいいんだ」「大黒柱はグニャグニャでいいのだ」と心を緩ませてあげる。人は自分が思ってる以上に自分に厳しいです。もっと意識して、自分を甘やかしていきましょう。
一旦、緩めてしまったら元に戻れないと心配になるかもしれませんが、そんなことはありません。大きくジャンプする前には必ず“ため”が必要ですよね?心を緩めるというのは、この“ため”に該当します。次なる飛躍の前段階ですから安心して、心を緩めていきましょう。
心理カウンセラー カウンセリングルームCocoroオーナー
2014年 心屋流リセットカウンセリングマスター資格取得(秋田県初)
2015年 全肯定心理カウンセラー資格取得(秋田県初)4月〜8月秋田カルチャースクールにて、心理学講座開講(全国1位の受講者数を記録)
全国からのカウンセリング依頼に対応
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