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2016-05-26
5月に入ってから2日間連続で秋田県鹿角市の山中でクマと遭遇し、死傷者が増えている。いずれも、タケノコ採りが目的で山にはいって亡くなられている。鹿角市に立ち寄った時にこんなチラシを発見!
■1人で山に入らず、同行者と常に声をかけあう
■飲食物、雨具、携帯電話など万が一に備える
■持ち物は白色や明るい色のものを選ぶ
■携帯電話で110番をかける
警察で位置情報を取得できれば発見しやすくなります
■捜索のヘリコプターが見えたら白いものを振って居場所を知らせる
ヘリコプターから見えやすい色は白色です!白いタオルなどを持って山に入るようにしましょう!
■暗くなったら動かずに救助を待つ
暗い中で動くと沢に落ちたり、転んで怪我をする可能性があります。
目的ななければ、山中には入らないと思いますが、必ずしも山中だけではなく、生活範囲にも現れる可能性はあります。少なくても、このくらいの意識付けは必要ですね。
秋田県に生息している熊は、「ツキノワグマ」と呼ばれている小型の熊です。体長は約110〜145cm程。ツキノワグマは本州より南に生息している熊です。ちなみに、九州には生息していないみたいです。
出典:http://www.forest-akita.jp/
【ツキノワグマの主な生息地域】ツキノワグマは、九州で絶滅、中国地方・四国では絶滅が危惧される地域個体群としてレッドデータブックに掲載されている。秋田県内の生息数は、おおむね千頭前後で推移している。【クマが棲む森】県内の生息域は、ブナ・ナラ等の落葉広葉樹で代表される冷温帯林の分布とほぼ一致・・・白神山地、大平山・白子森、森吉山、奥羽山脈(八幡平~秋田駒~和賀山塊~栗駒山)、鳥海山地域に分布している。 【ツキノワグマ】体色は黒。胸にV字・三日月型の白い斑紋(月の輪)があるが、稀にない場合もある。木登り、穴掘り、水泳が得意。冬に穴ごもりして、メスは1~3頭の子を産む。■体長・・・1.2m~1.5m■体重・・・オス約80~130kg、メス50~80kg。【ツキノワグマの強力な爪】前足は筋力が発達していて、鋭く固い爪は片足に5本もあり、強力な武器になる。人身被害の多くは、この強力な爪による裂傷である。馬の太い首を一撃でへし折るほどの能力がある。【クマの行動時間帯】夏の活動時間帯は、朝4時~7時、夕方5時~9時(食事)。行動範囲は、平均40km2程度。春~夏は狭い範囲を歩くが、秋は一挙に広がる。
引用:http://www.forest-akita.jp/
出典:http://www.forest-akita.jp/
熊が好むもの&食べるものは、タケノコ、ブナの若葉、カモシカ、山菜など。5月末から6月はタケノコが主食となるそうで、タケノコ採りには十分な注意が必要です。
熊の走る早さは、おおよそ時速40km以上と言われています。これは100mを9秒で走る早さ。オリンピックのトップ選手レベルです。熊は逃げる者を追う習性があるそうで、熊に背を向けたり、走って逃げたりするのは「自殺行為」にあたるそうです。ですので、冷静さを保ちながら、慌てず、騒がず、熊と向き合ったまま、静かに少しずつ後ずさりして離れるのが基本中の基本みたいです。
出典:http://www.forest-akita.jp/
熊鈴、爆竹、クマ撃退スプレー、山刀など。万が一遭遇しても、これが揃っていれば少しでも冷静を保つ出来るかもしれません。
死んだフリをすると大丈夫な話を聞いたりしますが、それはNGだそうです。一番いいのは、唐辛子の成分でつくられている【熊撃退スプレー】を噴射するのが有効と言われているそうです。唐辛子の成分で目や鼻や喉を刺激されので効果的みたいです。ですので、狙いは熊の顔。噴射する際は距離が約7mまで、時間は5秒程度だそうですので、むやみに焦って噴射することだけは避けたいものです。
とにかく、山に入る時は少なくとも今回紹介した事は実践してみたほうがいいと思います。タケノコなど大変美味しい季節ですが、身を守る事はもっと大切です。
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