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秋田に新ヒーローが爆誕!!「爆戦クラウン バクラウザー」を直撃!!

2022-03-28

全国のご当地ヒーローファンが秋田の新ヒーロー誕生にざわつき始めているという情報を入手したライフ編集部です。

さっそく調査してみると、2022年1月にお披露目会を開催した「爆戦クラウン バクラウザー」という謎のヒーローの存在が明らかに。これは放っておくわけにはいかないと、さっそく会いに行ってきました!

お話をうかがったのは、「爆戦クラウン バクラウザー」を企画運営している秋田アクションプロジェクトの後藤怜一さん(とっても優しそうなお兄さん)です!

バクラウザー誕生!

──「爆戦クラウン バクラウザー」がいつどのように誕生したのか教えてください!

私後藤が、特撮ヒーローやそのなかのアクションシーンが子どものとき大好きだったことに、大人になってから改めて気づいたことがきっかけでした。幼少期はみんな大好きな特撮番組も、小学生高学年くらいになると興味が離れてしまう人が当時の私の周りでは多く、私も一度は友達に合わせるように特撮番組を見なくなりました。しかし自分が大人になってから、心の奥底で「特撮ヒーロー」や「華麗なアクションを魅せる人たち」に憧れる気持ちを変わらず持っていることに気づきました。そうした思いがあるなか、全国の特撮好きの方々が作っているたくさんのオリジナルのヒーローキャラクターを観ているうちに、数年前から「自分もオリジナルでヒーローを作ってみたい」とぼんやりと考えるようになりました。もちろんはじめはテーマもコンセプトも定まっていませんでしたが、作りたいと周りの人たちに話すうちに、本当に少しずつですが企画が動きはじめました。

──そんな時に出会いがあったそうですね。

はい。キャラクターのデザインを一緒に作っていける人を探していたときに、知人経由で秋田公立美術大学に通う工藤千輝(かずき)さんらと知り合うことができました。とはいえ実際に動かしていくキャラクターをデザインすることは、お互いに初めてのことばかりで本当に苦戦しました。

なかでも、一度なんとか完成させたデザイン案を関係業者の方に見せた際に「正直おもしろいとは思えない」「格好良くない」等と言われてしまったことがありました。そのときに完成が見えなくなってしまったことから、デザインチームが意気消沈の雰囲気に飲まれてしまいました。私も口では「またがんばろう!」と励ましていましたが、少し落ち込みました。そんなとき工藤さんが「僕は完成するまで描きますよ!」と心強く言ってくれたのが今でもとても印象に残っています。その言葉を聞いた日の深夜に、それまでのデザイン案全てを白紙に戻して、まずはゼロから一人で落書きレベルのヒーローをノートに描きました。翌日にはそれをデザインベース案として工藤さんらに要望を伝え、工藤さんにキャラクターにまで昇華してもらいました。そこからさらに何度も改良を重ね、自分たちで満足のいくデザインにまで仕上げることができました。

キャラクターは今のところ主人公バクラウザーのほか、友達のトリッチー、悪の組織「闇のサーカス」の怪人バルフォメット、その部下の戦闘員たちです。

名前の由来

──「爆戦クラウン バクラウザー」というかっこいいお名前!由来を教えてください。

オリジナルでヒーローを作るなら、まずは自分たちが楽しめる活動であること、でもそれだけでなく、加えて「ホスピタル・クラウン活動(※)」のような、喜んでくれる誰かがいる活動になったらいいなと思い、この名前の元となるコンセプトに至りました。「爆発模様」+「クラウン(道化師)」で「バクラウザー」です。実際には病院に限らず、地域のお祭りやイベントなどさまざまな場所へ足を運び、お子さんからお年寄りまで、多くの方々を笑顔にできるような活動になったらいいなと思っています。

キャラクターを公開したのち、「名前が覚えづらい」という声もたびたび見かけて、「しまった...!(汗)」と心のなかで思いました(苦笑)。そんななかでも覚えてもらえるよう、これから地道に活動していけたらと思っています。

※ホスピタル・クラウン活動・・・道化師の格好をして病院でパフォーマンスを行い、入院中の子どもたちに笑顔を届ける活動

お披露目会について

──2022年1月23日にお披露目会を開催していましたね

はい。おかげさまで無事に終えることができました。キャラクターデザインが完成し、名前も決定し、その後のさまざまな準備もつまずきながらも少しずつ進め、お披露目会としてヒーローショーが実施できる状態にまで至りました。ショーの前にはありがたいことに県内メディアの方から取材していただき、それを通していろいろな方にキャラクターの名前を呼んでいただきました。数カ月前までは自分の頭の中にぼんやりとあった空想が、気づいたら県内のラジオやテレビでアナウンサーの方が名前を呼んでくれている状況は、とても不思議な感覚でした。不安もありながらでしたが、期待に胸を膨らませ、ショー当日を仲間うち一同楽しみにしていました。しかしショー直前の時期に、県内の新型コロナウイルス感染者数急増の傾向が見えてきていました。仲間うちで話し合い、「観ている人が不安になることは避けたい、でもここまできたら仲間うちだけでも 1 本やりきろう!」といった結論に至り、「無観客で実施、後日動画を公開」として開催しました。

 秋田県児童会館で行われた実際のお披露目会の様子がこちら!

【①前編】

 

【②後編】

 

無観客ではありましたか、新聞やテレビを通して開催の様子を取り上げていただくことができました。おかげで、多くの方々からメッセージをもらい、そのことが本当にありがたかったです。そうしたなかで、少数でもキャラクターを楽しみにしてくれていた方がいることに気づくことができ、嬉しかったのと同時に、気持ちが締まりました。まだまだ完成していないという気持ちで、少しずつ質を高めていき、もっと喜んでもらえる企画にしていきたいと思いました。

今後の展望

──本格的に活動を始めるのは2022年夏頃からの予定ということですが、今後どのように活躍していくのでしょうか?

実際にすぐそばで見たり触れたりできるというのかローカルヒーロー、オリジナルキャラクターの良いところのひとつだと思っています。そのためにも、今年の夏頃から地域でショーやイベントを実施して、実際に地域の方々と直接関わっていけたらと考えています。現在はアクターメンバーとのみで行っている「アクションの練習会」 も、いずれは一般の方の参加を募りたくさんの方と楽しみながらやっていけたらと構想中で、そうした面でも地域の方々と関わりをもつことができるキャラクターにしていけたらと思っています。まだまだ完成でなく、ここからスタートの気持ちです!
皆さま、ぜひこれから応援よろしくお願いします!!

お話をしてくださった後藤さんはエネルギーに満ちあふれ、とっても笑顔のステキな方でした!(今回お姿をご紹介できなかったのが残念!!)

暗いニュースが続く中、「秋田の新ヒーロー誕生」という明るい話題が、秋田県だけでなく、全国さらには世界へと発信され、多くの方を元気づける原動力となることを祈っています!!みんなで応援していきましょう!

ちなみに筆者の4歳の息子、YouTube動画で何度もお披露目会を見ていて、すでにバクラウザー様の大ファンです♡♡♡

【爆戦クラウン バクラウザ−】

企画運営/Akita Action Project(秋田アクションプロジェクト)

Twitter/https://twitter.com/HeroAktAction

この記事を書いたライター

ライフ編集部

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